第5話 気づけば変わっていた。自転車通勤がくれた、静かな成長

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気づけば変わっていた。自転車通勤がくれた、静かな成長

自転車通勤を始めた頃は、
正直、そこまで大きな変化は感じていませんでした。

「健康に良いかな?」
そのくらいの軽い気持ちでした。

ただ、毎日乗っているうちに、
少しずつ体が変わっていきました。

目に見える劇的な変化ではありません。

でも、確実に何かが変わっていました。

派手ではないけれど、
静かに積み重なっていく変化でした。


いつの間にか登れるようになった坂

通勤途中に、小さな坂があります。

始めた頃は、
その坂で毎回足をついていました。

「今日はここまでか」

少し悔しい気持ちになりながら、
自転車を押して歩いていました。

でも、ある日ふと気づきました。

あれ?
今日は足をつかずに登れた。

特別なトレーニングをしたわけでもありません。
ジムに通ったわけでもありません。

ただ通勤を続けていただけです。

それでも、体力はちゃんとついていました。

継続は、
静かに結果を出してくれる。

そのとき、
初めてそれを実感しました。


自然と行動範囲が広がった

体だけでなく、気持ちも変わりました。

以前なら電車に乗っていた距離でも、

「これ、自転車で行けるな」

と、自然に思うようになりました。

駅ひとつ、ふたつくらいなら、
迷わず自転車で向かいます。

買い物もそうです。

気づけば、
少し遠くのスーパーや公園まで
足を伸ばすようになりました。

行動範囲が広がると、
見える景色も少し変わります。

知らなかった道、
初めて通る裏道、
季節ごとの匂い。

それがまた、楽しいのです。


ついでに、いいこともある

自転車で移動するようになると、
交通費が浮きます。

(※就業規則で許可されている場合に限ります)

そして、ほんの少しだけですが、
環境にやさしく、
エコにもなっている気がします。

排気ガスを出さない。
渋滞にも巻き込まれない。

大きな変化ではありません。

でも、こういう小さな積み重ねが、
自分の生活を少しだけ
豊かにしてくれました。


まとめ

自転車通勤は、特別な挑戦ではありません。

派手な目標もありませんでした。

ただ、続けていただけです。

それでも、

体力がつき、
坂を登れるようになり、
行動範囲が広がりました。

気がつけば、
自転車はただの通勤手段ではなく、
生活の一部になっていました。

そしてその先に、

「もっと遠くへ」

という気持ちが芽生えました。

それは、
いつか環島へとつながる、
最初の小さな火種だったのかもしれません。

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